田んぼや畑の作業が一段落した冬、大寒の時期から節分時期にお餅を搗きます。
一年で一番寒いこの時期に搗いたお餅は「寒の餅」と呼ばれ保存性に優れ味も特に美味しいと言われています。
昔はどこの家庭でも、この寒の餅を細かく切って自然乾燥させ、保存用のおやつとして作られていました。
そして農作業が始まるとこの乾燥させたお餅を七輪等で煎ってあられにし「こびり(休憩)」のおやつとして食べられていました。
そのほんのり塩味の素朴な素焼きあられを「田舎あられ」と呼んでいます。
各家庭で中に入れる材料によって味は様々。
鈴鹿あられでは、お餅の味をそのまま生かした「白」、他に「たまり、ごま、海老、よもぎ、しそ、青のり、昆布、カレー」の9種類の味をお楽しみいただけます。

この田舎あられはお茶やお湯をかけて「お茶漬け」にしてもおいしいのです。
そのままでも美味しいのですが、この地方ではこのあられに熱々のお茶をかけていただきます。
少しふやけてもちっとしてふにゃっとした食感がいいんです。
家庭によってはお茶がお湯だったり、昆布だしだったり、お塩をかけたりと食べ方はいろいろ。
食欲のない時や、ちょっと小腹がすいたなぁって時に最適です!
「田舎あられ」を和風シリアルでいただく三重県流の食べ方ですが是非一度お試しくださいませ。
もちろん、そもままでも飽きのこないあられです♪

西川製菓の「田舎あられ」は農家に契約栽培した、あられに最適な「ヒヨクモチ」という品種のもち米、おいしさを引き出すπウォーターを使用したこだわりの製造で安心安全の商品をお届けしています。